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アーク溶接(MAG・MIG)を施行する上での基本
Ⅷ.トーチ角度と狙い位置

a. 突合せ溶接の時、
 トーチの狙いが悪いと溶け落ちしやすい(図参照)。これは薄板で狙いが悪いとアークの入熱が片側の母材に集中してしまうので、局部加熱され溶け落ちとなる。これはCO2では特に顕著に表れやすくなる。混合ガスは濡れ性が良いので、両側の母材に溶着金属が橋渡しの効果をし、アークの入熱は接合部の左右の金属に均等に入るので、溶け落ちがCO2に比べると少ない。

(応用:薄板の溶け落ち防止、溶接速度の向上、裏波溶接、溶接電流の増加)



b. 隅肉溶接の時、
 トーチ角度が悪いとスパッター、アンダーカット、融合不良等の溶接欠陥の原因となります。混合ガスでは水平隅肉溶接でも、容易に等脚長のビードを形成することが出来る。水平隅肉溶接でのワイヤ狙い位置及びトーチ角度を図に示す。





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