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レーザーガス
Ⅲ.レーザ発振器の種類

 レーザ発振器には下表のように多くの種類がありますが、レーザの分類名は使用する媒質(例えばCO2レーザのCO2)の名称が使われています。特に金属加工分野(切断、溶接市場)では「気体レーザであるCO2レーザ」と「固体レーザであるYAGレーザ」が大半を占め使用されていますが、最近では自動車ボデーの溶接に固体レーザである半導体レーザが採用されだしたようです。

レーザの分類 媒 質 励 起 源 発振波長
 固体レーザ  YAG Nd3+Y3Al3G12(*) フラッシュランプ方式 赤外線レーザ
(1.06μm)
ルビー    
ガラス Nd3+  
半導体 ガリウム・ヒ素をドービング。 電流方式 赤外線レーザ
(650~905nm)
 気体レーザ  混合気体 CO2 放電方式 赤外線レーザ
(10.6μm)
He-Ne (630 nm)
Ar  
Kr(クリプトン)  
エキシマ ArF,KrF,XeCl,XeF 紫外線レーザ
(193 nm)
液体レーザ 色素(ダイ) 炭素と水素を成分とする
高分子。
フラッシュランプ方式 (330~1300nm)

(*)Nd3+Y3Al3G12:  Y(イットリウム)・A(アルミニウム)・G(ガーネット)の結晶構造(固体)に、Nd3+(ネオジウムイオン)と言われる発光素子をドービングしたもの。この結晶のサイドから光(フラッシュランプ)を当てることで励起状態になる。


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