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医療機器事業部

酸素についてのQ&A

酸素についてのQ&A
Q. 酸素とはどのようなものですか?
A. 酸素は、空気中に約21%含まれています。
無色透明の気体で、空気より少し重く、支燃性のガスです。
普通、お線香の火は炎は出ませんが、酸素を吹きかけると、炎をだして勢いよく燃えだします。
液体の酸素は、-183度と超低温なので、触れたりすると凍傷を負う恐れがあります。
酸素を使用している部屋は乾燥しやすいので加湿をおすすめします。
Q. 酸素はどうすれば手に入りますか?
A. 医療用酸素は患者様が直接購入することは出来ません。
医療用酸素は、医薬品と同じ扱いなので、医療機関からの処方箋がないと出してもらえません。
主治医が検査を行い、保険適用の基準にかなえば、在宅酸素療法として指示書が発行されます。
それから、医療機関と契約のある酸素業者から酸素装置の設置がおこなわれます。
Q. 酸素の費用はどれくらいかかりますか?
A. 保険適用の基準にかなって在宅酸素療法が認めれれば、医療費扱いになります。
1ヶ月単位でご本人の医療費負担額に応じた費用がかかります。(医療費の1割~3割)
酸素装置はレンタル料として、また指導管理料等がかかります。
使用する酸素装置の種類等によって費用が変わりますので、詳しくは医療機関にお尋ねください。
Q. 入院しても費用はかかるのですか?
A. 入退院のタイミングで、その月に医療機関への受診が1度もなければ、在宅酸素療法の適用とはなりません。
ですから、ご自宅で酸素吸入されている月は、1度は医療機関へ受診なさるようにして下さい。
Q. 酸素は危険なものですか?
A. 正しい使い方をすれば、安全です。注意すべきは火気と油を近づけないことです。
酸素吸入をしたままの喫煙や、ガスコンロやストーブ、ろうそくの火を付けることは、絶対にお止め下さい。
Q. 液体酸素は酸素ボンベと何がちがいますか?
A. 液体酸素は、-183度の液体の状態で、魔法瓶の構造をした容器に入っています。
気化すると約800倍に膨張するので、同じ大きさの気体のボンベより約5倍の容量になります。
酸素ボンベはいつまでも残っていますが、液体酸素は、いつも気化しているので、吸入しなくても自然に蒸発していき、やがては空になります。
Q. 携帯ボンベを使用するときに気をつけることは何ですか?
A. 火気と油を近づけないで下さい。
ろうそくやライターの火を近づけないことはもちろんのこと、油分のついた手でボンベや調整器をさわらないで下さい。
ボンベを使用するためバルブを開けるときは、全開にせず途中で止めてください。
Q. 携帯ボンベを交換するときに気をつけることは何ですか?
A. 手に油分がついていないか確かめ、ついていたらきれいにふき取ってください。
まず、ボンベ本体のバルブをしっかり閉めてください。
次に、流量計のメモリが[0]になるまで流量ツマミを開けたままにして下さい。
それから、流量計のネジをゆるめてボンベから取り外します。
流量計を取り外したときにパッキンが流量計側に付いているか確かめてください。
(外れたままボンベを取付けると酸素がもれてしまいます)
新しいボンベに取り付けるときはパッキンを確認し、ボンベ側の酸素の出口と流量計側の酸素の入り口が合うように取付けて下さい。
最後に、バルブを開いて漏れがないか確かめて下さい。
Q. 携帯ボンベを保管するときに注意することはありますか?
A. 携帯ボンベは直射日光を避け、通気の良い状態で、気温40度を越えない場所で保管する必要があります。
この環境をできるだけ保てる状態で保管して下さい。 横に倒しても大丈夫ですが、転がらないようにして下さい。
Q. 携帯ボンベを乗用車等で運搬するときに注意することはありますか?
A. 携帯ボンベは直射日光を避け、通気の良い状態で、気温40度を越えない場所で保管する必要があります。
この環境をできるだけ保てる状態で運搬して下さい。
横に倒しても大丈夫ですが、転がらないようにして下さい。
また、社内での喫煙等、火気の取扱いは絶対にしないで下さい。

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